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デザインの役割・価値

デザインの役割や価値について考えてみましょう。

デザインは機能だけで説明することはできません。「かっこいい」「きれい」「心地よい」といった感覚的な価値も、デザインが生み出す重要な成果といえます。

たとえば飲食店なら、料理がおいしいことはもちろん重要です。しかし近年では、料理そのものよりも写真映えすることが話題となり、多くの人が集まるケースも珍しくありません。服にも同じことがいえます。服には体を守るという実用的な役割がありますが、それだけなら誰もデザインにこだわらないはずです。でも実際には、多くの人が気に入ったデザインの服を選び、着ることに喜びを感じています。

スーパーやコンビニでは、商品パッケージの変更によって売り上げが伸びた例が数多くあります。オフィスの内装がかっこいいだけで働く人の気持ちが前向きになることもあります。それまでのありきたりな制服を、人気デザイナーによるちょっいい感じのデザインに変えたことで、従業員の意欲や企業イメージの向上につながった事例もあります。

だからこそ、私たちはときどき立ち止まって考える必要があります。デザインとは何のためにあるのか。デザイナーは何を目指すべきなのか。その問いに正解はないのかもしれません。しかし問い続けることが、より良いデザインにつながるのだといえます。

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