MENU

トレーニング 雑誌誌面の再現

ここではトレーニングについて説明します。どんなアプリでも、使い方を覚えたとしても、普段使っていなければ忘れてしまうものです。デザインアプリは仕事で使うものなので、使い方を知っているだけではダメで、ちゃんと使いこなせるようでなければいけません。とにかく日々、使い倒すくらいにトレーニングを積み重ねる必要があります。

そのための一番の方法はデザイン会社や印刷会社に就職することです。すでに就職している人は、毎日何時間も使っているわけですから、今の時点で使い方を知っているだけの人との差は歴然です。日々の実務が一番のトレーニングということです。

しかし、初心者はそういうわけにはいきません。そこでこのサイトでは初心者が取り組めるトレーニング方法をご紹介します。

雑誌の誌面を再現

習うより慣れろ。初心者にとって大切なことは、とにかく数をこなすことです。良いトレーニングは雑誌などの印刷物を、そのまま再現することです。時間のかかる作業ですが、200ページの雑誌をまるごと再現し終わった時に、組版技術はかなり身についていることは間違いありません。

雑誌の種類はどんなものでもかまいません。自分が愛読している雑誌、趣味の雑誌などが良いでしょう。カタログやパンフレットなどでもかまいません。良質なデザインの雑誌ならベターです。

素材を準備する

画像データやテキストデータなど、素材はどうするのか。これは自分で作ります。写真はデジカメ、携帯のカメラで雑誌をそのまま撮影してください。レイアウトのトレーニングが主な目的ですので、画像は暗かったり、解像度が低くてもかまいません。画像の保存形式はJPEGかPSDが良いでしょう。

文字は誌面を見ながら、自分でテキスト入力します。不毛な作業のように感じると思いますが、これも重要なトレーニングとして取り組んでください。用意したテキストデータを保存・管理するのもトレーニングのうちです。

このトレーニングをしていると、ひとつの壁に当たります。それは「自分はデザインをしたいのであって、こんなことをやりたい訳じゃない」という疑念を持ち、自分流にデザインしたり、トレーニングをやめてしまうことです。このトレーニングで大切なことは、あくまでもそのまま再現することです。

デザインの現場でも、若いデザイナーはベテランの指示に従って、デザインをします。ほとんどは、ベテランの描くスケッチを元に、誌面を形作るのが仕事です。やっていることはほとんど同じ。自分なりにデザインしたり、クリエイティビティを発揮できるようになるのは、数年の経験を積んでから。それまでは毎日朝から晩まで同じことの繰り返しで、デザインの基礎を身につけるものなのです。

トレーニングを続けていると、わかってくることがたくさんあります。たとえば雑誌紙面の構成要素や性質です。

雑誌の文字要素を列挙すると、特集のタイトル、リードコピー、小見出し、本文、付帯情報、写真のキャプション、といったところでしょうか。それらの文字は役割によって適した大きさがあります。本文に適した大きさ、それにたいする小見出しの適した大きさは、おおむね決まっていると言って差し支えありません。たとえばOL向けのグルメ情報雑誌なら、本文は11級、小見出しは13級、営業時間などの付帯情報は9級、といった具合です。若者向けの雑誌は文字がかなり小さめですが、中高年向けの雑誌になると、文字は大きめになります。

この説明を読んで、頭で理解するだけではダメで、感覚的にしっかり身につけることが重要なのです。文字は何故その大きさなのか、その書体なのか、考えながら取り組んでください。雑誌のデザインにはセオリーがあって、それをしっかり身につけるために、雑誌の誌面をそのまま再現するわけです。

このトレーニングを長期にわたってひとりで続けるのは大変なことです。強い意思を持って、頑張ってください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次