MENU

文字の単位はポイントじゃなく級(重要)

初心者の方はいろいろ覚える前に、重要なことを覚えてください。デザインソフトの環境設定で、文字の単位は「級(歯)」で設定してください。ソフトの環境設定で「ポイント」か「級」を選べるようになっているはずです。文字を級でとらえることは、合理的で緻密な組版を行うためにとても重要です。

・級(歯)は、ミリに置きかえることが容易です。
・1級(歯)は、0.25ミリです。
・4級は1ミリです。

ではなぜ、単位を級にすべきなのか、それは合理的でスピーディな作業を行うためです。また、誤ってオブジェクトを移動させてしまった意図しないズレを、見つけやすくすることにも繋がります。以下、細かい数字の話なので、読み飛ばしていただいて構いませんが、「1級は0.25ミリ」これだけは絶対に覚えてください。

行送りを20級というと、行送りは5ミリと置きかえられます。逆に行送りを8ミリにしたいと思えば、8を4倍して32級と置きかえられます。たとえば表組と文字組を並べたデザインをする場合に、単位を級で組んでいれば、キレイに揃えることが容易になります。ポイントの場合、1ポイントは2.835ミリなので、置き換えが容易ではありません。同様のことは様々な場面で考えられます。

たとえばA4の誌面をデザインするとしましょう。横組みで仮定します。A4は天地297ミリ、左右210ミリですから、版面はおおむね260ミリ×180ミリということになります。本文が12級なら、3ミリということですから、一行の文字数は60文字。行送りが24級なら、6ミリですから、43行ということになります。単位を級にしておけば、こういう計算も容易になります。
※版面(はんづら)とは、余白の内側、文字をレイアウトする本文スペースのことです。

言葉で説明すると、細かくて面倒くさそうという感じがしますが、自然に身につけておけば、必ず役に立ちます。

大事なことなので、繰り返しますが、
・文字の単位はポイントじゃなく、級にしてください。
・「1級=0.25ミリ」と、頭にたたき込んでください。

「級」はアルファベットの「Q」でも表記しますが、これは当て字です。漢字だと書くのが面倒というのが理由ですが、邪道ではなく、広く現場で使われている表記です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次